オナニーとは
「セルフプレジャー」とは、「self=自分で」「pleasure=快感を得る」ことです。
「自慰」や「マスターベーション」、「ひとりH」などと言われ、自分で自分の体を愛撫することを指します。
まぁ、オナニーのことですね。
一定の年齢を向かえた人なら、男性・女性問わず誰でもオナニーはするものです。
と言っても、オナニーをやりすぎるとさまざまなリスクがあります。
射精とは、本来はセックス(子づくり)のためのもの。
オナニーでザーメンを連発していれば、身体にダメージがたまりやすくなります。
また、やりすぎてしまうことで男性ホルモンの「テストステロン」数値が低下し、性欲がなくなってしまう可能性はあります。
しかしこれは一時的であり、時間が経過することでテストステロンはまた増えます。
反対にやらなすぎると基礎分泌が上昇し、精子が必要ないと体が判断する恐れ、結果的に精子を生成する力が弱くなってしまう可能性があります。
ではオナニーの頻度はどれくらいが適切なのか?
それは年齢によって変化します。
20代や30代であれば精子を生成する力も活発であることから頻度が高くても特にマイナスはないとされています。
しかし40代以降になってくると射精回数が増えることによって「テストステロン」を低下させてしまう観点から、ホルモンバランスを一定に保つために週1回程度に抑えた方が良いとも言われています。
そうは言っても、前述したように方法さえ間違えなければ特にデメリットはないとされているため、あまり深刻に考えなくて良いでしょう。
オナニーのメリット
適度なオナニーでがん発症率が抑えられる理由は、尿道のデトックスにあります。
射精によって精子と共に老廃物が排出されるため、常に前立腺から尿道までがクリーンに保たれるからとのこと。
久し振りにしたオナニーだと、ちょっと黄ばんだ精液が出てきたりします。
適度なオナニーで尿道をデトックスするのは、寿命を長引かせる要因にもなるのです。
使えば機能力は上がりますが、使わなければ劣化の一途を辿ります。
また過剰な刺激で損傷する点もそうです。
つまり適度なオナニーで海綿体を活用するのは、勃起の維持力向上やED防止に繋がる大事な行為なのです。
ペニスの劣化は男としても絶対に避けたいはず。
いくつになっても自信を持ち続けるためにも、適度なオナニーで海綿体の機能を保ちましょう。
オナニーをやり過ぎると刺激に鈍感になるため遅漏、ないしは膣内射精障害になりかねませんが、逆にしなさ過ぎれば早漏を助長させてしまいます。
しかしここで適切な刺激力を適度に与えていればどうでしょうか。
快感による射精コントロールする術を身につけやすくなります。
性欲が人間の三大欲求に数えられていることからも分かるように、性的な欲求が高まるというのはごく当たり前で健康的なことです。
しかし、中には性欲を解消するための自慰行為をやりすぎてしまうという人もいるかもしれません。
自慰行為依存症
自慰行為依存症はオナニー依存症、マスターベーション依存症とも呼ばれる症状で、心身にさまざまな悪影響をもたらすことがあるので注意が必要です。
単に性欲が強いという方もいれば、日々のストレスを解消する手段として自慰行為に逃避するという方もいるなど、自慰行為依存症の原因や症状はさまざまです。
依存症になるほどの頻度で自慰行為をすると、心身には多大な影響が及びます。
自慰行為をしすぎると疲労が溜まりやすくなり、日々の仕事や学業に集中できなくなることもあるものです。
射精時の体には、100メートルを全力疾走したような激しい運動と同等の負担が心肺に一気にかかり、血圧も上がります。
自慰行為依存症に陥るとホルモンの過剰分泌が起きやすくなるものです。
男性ホルモンの分泌量が多いと皮脂が増えて肌荒れやニキビ、抜け毛や薄毛につながるケースもあります。
自慰行為のしすぎが原因で、女性との性交が気持ちよく感じられなくなるという男性も少なくありません。
過激なポルノ映像を見て自分が最も気持ちよいと感じられる自慰行為をすると、女性に興奮しなくなったりセックスでイケなくなったりという事態に陥りやすくなります。
適切な時間や回数の自慰行為であれば、なんら問題はありません。
しかし自慰行為の依存状態に陥っているという方は、用事や趣味を増やすなど自慰行為以外のことに没頭してみるといいでしょう。
いわゆる「オナ禁」を意識したり、筋トレに没頭したりして気を紛らわせるのもいいと思います。
友人と過ごしたり女性との出会いを求めたりと、一人でいる時間を減らすのも有効です。
重度の自慰行為依存症に陥っている方は、思い切ってクリニックで専門家に相談することをおすすめします。